reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

0点と100点だけをとるのは簡単

「不安と孤独のレッスン」

鴻上さんのファンでなければ、人によって好き嫌いのある本だと思う。

僕も内容全部が好きなわけではない*1


だけれど、2箇所だけいいな、と思ったところがあったので紹介します。

*1:オタキングもそうだが、昭和の人は、活躍できない人はみんな淘汰されたので、歴戦の勇士ばかりが残っていて、どうしてもガンバリズムを感じてしまう

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労働基準監督官には捜査権があるーダンダリン第1話を見た

労働基準監督官が主人公のドラマ「ダンダリン」を見ました。


「署」が付く役所、税務署とか警察署などには捜査権があります。

だから、労働基準監督官が捜査権を持っているのは知っていました。

知らなかったのは、「逮捕の手順」ですね。

後半部分で詳しく描写されていたのですが、結論は、警察と一緒でした。

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人は「自分に似た相手」を攻撃する

ストレスなどで人が攻撃性が高まった時、イライラの捌け口に攻撃するのは、自分に似た相手。

よくわからない相手は選ばない。


たとえば、自己嫌悪的なことを書く人は、攻撃性が高まった時、自分と同じように自己嫌悪的なことを書いている人を攻撃しやすい。

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なぜ「不毛」な「論戦」は終わらないのか


答え。

そういう方法でしか、「論戦」は行えないから。


そのひとつの例として、人文書では空前の売れ行きを示した「なめらかな社会とその敵」の論評を見てみよう。

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マッチョと詐欺師

「マッチョ」と「ウィンプ(弱虫)」の対比で、はてな的にウィンプ認定されている俺ですが、マッチョと詐欺師はかなり違う。


詐欺師とは。


以下の小話がわかりやすくて面白い。ちょっと長めですが。

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「ドキュメント 戦争広告代理店」

現在の戦争では武力行使と並行して情報戦が、それも古いタイプの「国民を洗脳する」というものではなく、外堀を埋めて民意を凝縮し感情を爆発させる、そのような情報戦が、日常的に行われている。


このルポでは、ユーゴスラビア紛争でのボスニア・ヘルツェゴヴィナセルビアの間で、世論誘導の綱引きのために、当事者たちがどのように動き、それらの行動によって、水面に石を投げ込んだように、情報の波紋が広がり打ち消し合い増幅していくのかを、つぶさに描いている。

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40歳からの「コンディショニング」

「コンディショニング」について、なぜ必要か?と、具体的な方法が書いてある。具体的な内容まで踏み込んでいるのは大概良書。


タイトルに「40歳から」とあるのは、筋肉を「鍛える」のではなく「整える」こと(コンディショニング)を中心に書かれているから。


筋肉から緊張を抜き、「モチのように」柔らかい、良い状態に変えるための理論がわかりやすく、読みやすい文章で書かれている。

後半は図解入りで各部位の具体的なコンディショニング方法を解説。


これは手元において、実際に試すべき本だな、と。


肩こりが酷いので、試しにやってみたら軽くなりましたよ!

アジアの次にグローバル資本が労働力を求める国はどこか?

グローバル化です。世界がフラット化します。安い賃金の労働者なんて世界中どこでもいます。競争に乗り遅れるな!コモディティ化するな!」と煽る人たちがいます。


「日本の賃金は高すぎる。だから国外に出るのは当然。中国の賃金が高くなったらベトナムラオス、タイに移せばいい。その後だっていくらでも賃金の安い国はあるんだ。そういう人たちとの競争なのです*1」とか。


でも、そんなことないんだけれどね。

*1:sonja-ne

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