reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

建設的な応答が楽しみです

経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく理由 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむださん。

fromdusktildawnさんが主催されているSNS、「フリーダムSNS」での、この間の日記を総まとめされたようなエントリですね。

流れを知っている人は、読みやすかったのではないかと思います(難しいですが)。

非営利組織での経営

僕は非営利組織で働いています。

ドラッカーの「非営利組織の経営」を教えていただいて、マネージメントという概念がぼんやりとでもわかり、非営利組織こそ経営が必要だと強く思いました。

それまではマネージメントという概念が無く、「科学的気合い主義」で運営していました。

非営利組織での下積みって、経験の蓄積もなく組織なのに組織として編成されておらず、その場しのぎになることが多いです。


僕は友人も公務員やはじめから自営業の人間が圧倒的に多くて、営利組織で教育を受けて働いている人間がほとんど周りにいませんでした。

そのため、ドラッカーの存在などもほとんど知らずに来ました。

自分の仕事がめちゃくちゃになっていたのは、多分に僕の能力が足りていなかったこともありますが、団体が「組織」として運営されていなかった部分にも大きく左右されてていると思いました。


そこでこのエントリを読ませていただくと、なるほどなぁ、と思いました。

いくつかのキーターム−「マネージメント」「強み」そして「経営」−の概念があらかじめ念頭にあると、なるほどとうなずけました。

建設的な応答を

で、後半は左翼の人(僕も含まれる)を煽っているのですが、応答がどうなるか楽しみです。


楽しみです、というのは本気で、たくさん書かれるであろう紋切り型の左翼的な文言はあまり期待していなくて、そうではなく、僕のような非営利組織に属しながら、このエントリを読んだときにどのように受け止め、それをそれぞれの立場でどのように具体化するか、そういったエントリがどれだけ返ってくるかを期待しています。


そういう建設的な言説こそ、僕が欲しいものです。


(「文化系トークラジオ Life」はそういう新しい言説を持っていて、何よりメインパーソナリティの鈴木謙介さんは非常に希有な人だと思います)


僕もそういった応答のエントリを書きたいと思っていますが、まだまだ自分の周りの実態整理しか出来ておらず、多分遅れた応答になるかと思います。


僕は、天下国家を語れる状況にないので、他の方の、僕のような非営利組織に関わっている方からの応答に期待しています。