reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

読んだ本:「名探偵のいけにえ」☆3

名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―作者:白井智之新潮社Amazon 史実を題材に書かれた if ということで手を取りました。 目が離せず、一気に読んでしまいました。 すべてのピースが収まっていく様は見事です。 (以下ネタバレ含む)

読んだ本:「大気を変える錬金術」☆5

大気を変える錬金術 新装版作者:トーマス・ヘイガーみすず書房Amazon 世界の肥料の半分は「ハーバー・ボッシュ法」由来である、というインパクトよ

「洗脳大全」を読んだ

表紙怖すぎ。元のタイトルは「闇の説得術」。20世紀初頭から時代を追って、様々な国、場所、集団にスポットを当て「洗脳」を追う。ホラーではない なるほど、と思った2点 自白は、とくに強制された自白は役に立たない 洗脳の要諦 恐怖、睡眠遮断、日誌と自供…

「天気の子」を観てきた

見に行ってよかった。 このエントリの「弔い」をぶっ飛ばしてくれたよ!!! repon.hatenablog.jp

賢人のお言葉

人生 yak shaving ですよw 座右の銘にしよう。

「作業」にハマっているときに良く思い出す本の一節

プログラミングによる問題解決の学習は、どうしてこんなにも難しいのだろうか? その理由のひとつは、「問題解決」と「プログラミングの学習」が、まったく異なる活動だからだ。それぞれ脳の違う部分を使う活動になる。プログラミング言語の構文を覚えたり、…

はてなダイアリーより移行しました

これからもどうぞよろしくお願いいたします。 「はてなブログにはトラックバックがない」と、これまで移行せずに来たのですが、はてなダイアリーが終了する以上、致し方ないかと。 はてなダイアリー、これまでありがとうございました!

「観光化」を考えるための資料

文系の学問もジャーナリズムもアートも、いまや当事者の声に寄り添うだけのものになり果ててしまったというのが、ぼくの理解です。むろん例外はいるけれど、大勢は明らかにそうです。— 東浩紀 hiroki azuma (@hazuma) 2015, 6月 15 でも、当事者の声に寄り添…

ダイアリーのほうは

ダイアリーの方は、割とまとまったエントリを書きたいと思っていて、はてなブログは、あまりまとまっていないメモ的なものを書き付けておきたいと思っている。 とはいえ、やっぱりmarkdown使えるかどうかなんだよね。 markdown→はてな記法のパーサ書こうかし…

Shirobako見終わった。

見始めたら止まらなくなった。 良かった。

富の3形態、経済構造の2形態

富の3形態 カネ 権力 ブランド 経済構造の2形態 交易・交換・貨幣(開かれた経済) 里山・贈与(閉ざされた経済) 所見 力の持ち方が異なる 開かれた経済はカネが強い力を持つ 閉ざされた経済は権力が強い力を持つ 経済構造は2形態かそのハイブリッドしか無…

「良い戦略 悪い戦略」の、最も根底にある考え方

「良い戦略、悪い戦略」 良い戦略、悪い戦略作者:リチャード P.ルメルト日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon 良書だと思います。何度も読み返している。 本書の根幹 以下の抜き書きが、本書のすべてを貫く思想だと思う。 本書のどの部分を読むとき…

Macbook Air(2011 mid)のPRAMをリセットした

このところ、Macbook Air(2011 mid)をスリープすると強制終了してしまい困っていた。 すぐに熱を持つようになり、排気ファンがうなる。 念のため、ハードウェアテストをした。 Apple Hardware Test の使い方 - Apple サポートsupport.apple.com 問題なかっ…

「高度成長期」は、もう来ない

日本の「高度成長期」とは、それ以前にはなかった工業化手法である「ビックプッシュ型工業化」によるものであり、日本はすでに先進国に追いついたのだから、これ以上の高度発展はないのである。 タネ本なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか作者:ロバート・C…

「誤り」を指摘し、内容を補完し充実させる「トラックバック機能」

以前、「はてなブログ」に移らない理由として書いた。 はてなブログに移らない理由 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) 移る移らないではなく、トラックバック機能っていいね、という話です。 なんでトラックバック機能が良いかかというと、自分の…

処理待ち画面では目をそらす

ちょっとした処理待ち画面、2,3秒待つだけでも、その間、脳は活発に働いているようで、積み重なると思った以上に疲労が蓄積していく気がします。脳のアイドリング。1,2秒、目をそらして遠くを見るようにしています。

「朝飯前」が良い

先日、id:KoshianXさんとお会いした時、たくさん楽しい話をお聞きしたのだけれど、「朝飯前」という話が特に印象に残っていた。

0点と100点だけをとるのは簡単

「不安と孤独のレッスン」孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)作者:鴻上 尚史大和書房Amazon鴻上さんのファンでなければ、人によって好き嫌いのある本だと思う。僕も内容全部が好きなわけではない*1。 だけれど、2箇所だけいいな、と思ったところがあったの…

労働基準監督官には捜査権があるーダンダリン第1話を見た

労働基準監督官が主人公のドラマ「ダンダリン」を見ました。 「署」が付く役所、税務署とか警察署などには捜査権があります。だから、労働基準監督官が捜査権を持っているのは知っていました。知らなかったのは、「逮捕の手順」ですね。後半部分で詳しく描写…

人は「自分に似た相手」を攻撃する

ストレスなどで人が攻撃性が高まった時、イライラの捌け口に攻撃するのは、自分に似た相手。よくわからない相手は選ばない。 たとえば、自己嫌悪的なことを書く人は、攻撃性が高まった時、自分と同じように自己嫌悪的なことを書いている人を攻撃しやすい。

なぜ「不毛」な「論戦」は終わらないのか

答え。そういう方法でしか、「論戦」は行えないから。 そのひとつの例として、人文書では空前の売れ行きを示した「なめらかな社会とその敵」の論評を見てみよう。

「ブリッジマンの技術」

話が通じないのはなぜか?いろいろな理由はあるが、根底にあるものとして「フレームワークが異なる」ことがあるようだ。

マッチョと詐欺師

「マッチョ」と「ウィンプ(弱虫)」の対比で、はてな的にウィンプ認定されている俺ですが、マッチョと詐欺師はかなり違う。 詐欺師とは。 以下の小話がわかりやすくて面白い。ちょっと長めですが。

「ドキュメント 戦争広告代理店」

ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)作者:高木 徹講談社Amazon現在の戦争では武力行使と並行して情報戦が、それも古いタイプの「国民を洗脳する」というものではなく、外堀を埋めて民意を凝縮し感情を爆発させる、そのような…

40歳からの「コンディショニング」

40歳からの肉体改造―頑張らないトレーニング (ちくま新書)作者:有吉 与志恵筑摩書房Amazon「コンディショニング」について、なぜ必要か?と、具体的な方法が書いてある。具体的な内容まで踏み込んでいるのは大概良書。 タイトルに「40歳から」とあるのは、筋…

アジアの次にグローバル資本が労働力を求める国はどこか?

「グローバル化です。世界がフラット化します。安い賃金の労働者なんて世界中どこでもいます。競争に乗り遅れるな!コモディティ化するな!」と煽る人たちがいます。 「日本の賃金は高すぎる。だから国外に出るのは当然。中国の賃金が高くなったらベトナム、…

ウォーラーステインの入門書を読んだ。

「世界システム論」という名前は聞いたことがあったが、最近「グローバル化」について書かれた文章を読むとよく出てくるので、入門書を読んでみました。知の教科書 ウォーラーステイン (講談社選書メチエ)作者:川北 稔講談社Amazon

「東京生まれ東京育ち」というアイデンティティが自分には無い

ジェーン・スーは日本人です。: Vol.13 東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒 ~前篇~ 僕は地方出身の両親を持つ、東京生まれ東京育ちの人間です。 といっても、僕の住んでいるところは東京ではないらしい。テレビの全国ニュースで「今…

下っ端に読書なんて要らない

「晴耕雨読」というが、逆に忙しい時に真っ先に切り捨てられるのは読書だったりテレビだったりする。トレーニング全般も。無駄無駄無駄。遊びも切り捨てられる。無駄だー。 次に睡眠時間が削られる。やる気見せろと。言い訳は睡眠削ってから言え、と。結果出…

スイスには4つの「語圏」が存在する

スイスは4つの言語が話されている。しかし、4つの公用語ー「ドイツ語」「フランス語」「イタリア語」「レトロマン語」ーは、スイスのどこでも話されているわけではない。