reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「自分探しがとまらない」感想

いわゆる「積ん読」*1になってしまう本が多いので、僕はほとんど本を買いません。 読みたいと思った本でも図書館にはいるのを待って、借りてきて読みます。読んだ上で、この本は手元に置いておきたいと思った本だけを買います。 ちなみに僕の手元にある本は…

敗残兵から一言

2008-02-26さん 404 Blog Not Found : 自己責任から自己権利へさん 当事者同士のお話は終わっているようなので、自分の経験を。

止めろよ自治体職員

http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20080226/1204009224さん「ある自治体の「障害者雇用促進啓蒙」のパンフレットに書いてあったのですが、ある会社の経営者が、法定雇用率達成のために障害者を雇用しなければならないということで、既に障害者を雇用している「…

自分探しって言うな!

「原因はうまくいかないときにだけある」 ジャック・ラカン 2008-02-20さん この本の内容というのは、この本のなかの一文で象徴されています。 身も蓋もない言い方をするなら、自分探しの旅とは現実逃避のことだ。 完全に勘違いしていました。やられました。…

こういうサービスありませんか?

http://d.hatena.ne.jp/sukebeningen/20080219 これまで服のセンスを磨いてこなかった自分のような人間は、この記事にはなるほどなーと思うけれど、そもそも何を買っていいのかわからなかったりする。お店で店員さんと話すのも上手じゃないし。 ここでもう答…

「自分探し」と「自分を決めること」は位相の異なる話

「自分探し」と山文京伝作品 −政治的幻影としての役割付け洗脳− 404 Blog Not Foundさん404 Blog Not Found : 探すな決めろ - 書評 - 自分探しが止まらない自分を決めた人というのは、一定の他者からは必ず滑稽に見える。どの角度から見ても理想的な人などい…

ゲームはベストではなくベターを選ぶ

前のエントリで、 今私が22歳の自分に何か言うとすれば、「とりあえず何をしていいのかわからなければ、大企業に入っとけ」です。 と書きましたが、これは「公務員や大企業に入ればok」と言いたいわけではありません。 人生は、目の前におかれたゲームのう…

twitterテロ

誰もやらないと思うけれど、やられると大変困る事柄について。

「自分探し」は、終わらない

404 Blog Not Found:探すな決めろ - 書評 - 自分探しが止まらない 「何でも好きなものについて、好きなだけ考えよ。しかし服従せよ!」 (「啓蒙とは何か」イマヌエル・カント) 「自分探し」は、理論上、永遠に終わりませんよ。

防犯ボランティアで生き生きする人たち

防犯ボランティア 全国で増加 4年間で12倍に 「プライバシーの問題とかで、犯罪率の高い地域の情報を警察が教えてくれない。これでは防犯活動に支障が出る」 (NHKニュース インタビュー) 中間集団全体主義キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! どの地域で犯罪を起こ…

自分の「色」は、対話から生まれる

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080212/index.htmlを見ました。 音楽プロデューサーの武部聡志氏です。 浮き沈みの激しい音楽業界で30年にわたり第一線で活躍してきた武部。音楽プロデューサーとしての信念、それは流行におもねるのではな…

「家族」というリスク

b:id:morutan:20080206さんからかけられた呪いを解くべく(笑)、「闇金ウシジマくん10巻」(サラリーマンくん編)を読みました。 鬱(泣) しかし、半分は主人公に感情移入できたのですが、半分は「自分とは違う」と冷めた目で見ていました。

履歴書に「懲戒免職」などと書く人間はいない

たまたま「行列のできる法律相談所」を見ていたんですが、これはいかがなものかと…… 住田祐子弁護士 「面接時に前職を懲戒免職で辞めたことを言わなかったのは、重大な経歴詐称」 「懲戒退職(ママ)、退職、依願退職は、雇用保険上も区別されるんだから……」…

「イリヤの空、UFOの夏」−「殉死」とは他者が排除された物語

イリヤの空、UFOの夏 その4 (電撃文庫)作者:秋山 瑞人アスキー・メディアワークスAmazon非常に魅力に溢れ、最後まで一気に読まされた本。けれど、危険な物語だ。それは、最終的に「自己犠牲と殉死」そして「喪」の物語に収斂していくからだ。 「喪」の物語と…

どうしてこういう言い方でしか話せないんだろう?

「私はこんなに大変なのに、それに比べてあなたは何だ!」という物言いはどうにかならないかなぁ。 苦労なんて比較検証して等価交換するものでもあるまいに。 なんで、「じゃあどうやってその大変さをなくそうか」という方向に話が進まないのだろうか。

「国境の南、太陽の西」−村上春樹の孤独とタフさ

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)作者:村上 春樹講談社Amazon読んでいて胸がつぶれる。ひどく切ない気分になる。この本が新刊で出た頃読んだらただのオッサンの性的欲求不満の赤裸々な告白としか読めなかっただろう。少なくともグロテスクにしか感じなかった…