reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

「作業」にハマっているときに良く思い出す本の一節

 プログラミングによる問題解決の学習は、どうしてこんなにも難しいのだろうか?

 その理由のひとつは、「問題解決」と「プログラミングの学習」が、まったく異なる活動だからだ。それぞれ脳の違う部分を使う活動になる。プログラミング言語の構文を覚えたり、プログラムを読んだり、APIの構造を覚えたりするのは、どれも「左脳型」の活動だ。一方、これまでに学んだツールやスキルを使って、新たなプログラムを書くのは、クリエイティブな「右脳型」の活動になる。

 たとえば、雨どいに落ちた木の枝を取り除くことになったとしよう。手元にあるはしごは長さが足りず、枝まで手が届かない。ガレージに行って何か道具を探すか、複数の道具を組み合わせるなどして、雨どいから枝を取り除きたい。はしごを伸ばすことはできるだろうか? はしごの先に何かをくっつけて、枝を押し出したりつかんだりすることはできるだろうか? そんなことを考えるよりも、別の場所から屋根に上って、そこから枝を取ればいいのである。これこそが問題解決能力であり、クリエイティブな活動だ。信じられないかもしれないが、新しいプログラムを設計するときの思考プロセスは、雨どいから枝を取り除く方法を考えているときとよく似ている。そしてそれは、forループのデバッグするときの思考プロセスとはまったく異なるものだ。     (V.Anton Spraul “プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう! (アスキー書籍)” イントロダクションより抜粋)

雨どいの下で、延々と「工夫」を繰り返していることが多いです。

これではしょーもないので、作業の時間と問題解決の時間をタイマーで強制的に区切ってます。