reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

どうしてこういう言い方でしか話せないんだろう?

「私はこんなに大変なのに、それに比べてあなたは何だ!」という物言いはどうにかならないかなぁ。


苦労なんて比較検証して等価交換するものでもあるまいに。
なんで、「じゃあどうやってその大変さをなくそうか」という方向に話が進まないのだろうか。

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「イリヤの空、UFOの夏」−「殉死」とは他者が排除された物語

非常に魅力に溢れ、最後まで一気に読まされた本。けれど、危険な物語だ。それは、最終的に「自己犠牲と殉死」そして「喪」の物語に収斂していくからだ。
「喪」の物語とは、「他者」が存在しない物語である。
セカイ系と言われる物語は「『私』と『世界』を媒介する『社会』的な位相が抜け落ちている」、と言われるが、それは「他者」が存在しない、と言うことであり、全てが自己完結している世界であると思う。


以下、ほぼ4巻のみの感想なのでここに書きます。
ネタバレ全開です。

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