reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

夜明ーけは近い


国会前は、様々な団体が場所を取り合い、座り込みと称して集会を催し、示威行動を行っていた。

そのなかでもひときわ目に付いたのが、真っ赤な革命旗を二本の物干し竿で広げて掲げ、グラサンにマスクという出で立ちの一群であった。


彼らは、「団結」と書かれた真っ赤なゼッケンを背負い、深めに帽子をかぶって、道行く人に「労働者学生が団結しましょう」と機関誌を配っていた。


機関誌には、労働者の団結と日共批判が載っている。そしてイラクの被抑圧民への連帯もである。


折しも彼らの集会が最高潮を迎えようとしていた。

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