reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

無駄な情報の発信は罪なのかなぁ

はてなに登録したのはいいんですが、書く事ってあんまり無いんですよね。
そう思いません?
自分の行動の記録なんて、オリジナルに見えてちっともオリジナルじゃない。
それ以外のことは、自分より頭がよくて、自分より技術を持っていて、自分よりもずっと文章のうまい人が日々書いていて、むしろこうやって「私」という署名をして文章を書くことは、ネットにとってはノイズになるだけではないかな、と。

必要なことは日々誰かが自分が語るよりずっと上手に代弁してくれていて、自分はそれをコラージュすれば済む。グーグルで検索すれば、価値ある情報は上位に来るようにプログラミングされています。
価値ある情報が欲しければ買ってくればいい。だからみんな、新聞を読んだり、予備校に行って傾向と対策が分析され済みのテキストと講義を受けたりするわけです。
自分が「発見」したことなんて、たいがい既に発見されているものです。

自分が他人から価値あるものを受け取るのなら、それだけ自分は価値あるものを返さなければいけないけれど、それは自分の日々の「ひとりごと」なんかじゃない。むしろそれはノイズになるわけで。ノイズを垂れ流すことは公共の利益に反するのではないか。
だから、「書かないこと」が正しいことなんじゃないか。

それでも、他の人たちの文章を見ると、なにか書きたくなるんです。困ったものだ。

でも、そんなことをぐちゃぐちゃと考えなくても、それすらも、技術を持った人たちが解決してくれて、自分のブログなんかは決して検索の上位には来ないし、閲覧されないからコメントも返ってこないわけです。ノイズは除去される。

だからまぁ、のびのび書いていいのかなぁ、という気がしてきました。
価値がなければ淘汰され、価値があれば誰かが受け取ってくれる。

もしかしたら、とんでもない間違いを書いたとしても、その間違いが他の人にとっては意味のあることなのかも知れません。
書いたことが他の人にとってどんな価値を持つのかは、書いてみなければわからないのですから。

だから、まぁ、書いてみましょう。