reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

パワハラ・モラハラ・職場いじめは一人で悩まないで

昨日のクローズアップ現代で、「職場のいじめ」を取り上げていました。


番組の後半では、具体的な職場いじめへの取り組みが紹介されていました。


窓口は、東京しごとセンター*1でした。


ここでは、相談受付・カウンセリング・職場との交渉・摘発などをしてくれるようです。


ひどいいじめやパワハラモラハラ長時間労働、残業代の未支給などが行われている場合や、東京ではない場合には、直接ここ都道府県労働局 |厚生労働省に問い合わせるのがいいと思います。


職場いじめについては、このエントリの後半でも書いたとおり*2、いじめそのものによっても、またせっかく育ってきた人材が職場を去ることでも、職場の生産性を著しく落とす行為であり、人道上許せないだけではなく、経営の観点から見ても好ましいものではありません。


経営者には「職場環境配慮義務」というものがあり、こういった問題に配慮するという義務があるのです。


ですので、もし傷ついていることがあれば、ためらわず連絡してみるといいと思います。


話を聞いてもらえるだけでもずいぶんと違うと思います。職場にしごとセンターや労基署の職員から直接連絡するまで行かずとも、現状を打開するなんらかの突破口が見えるかも知れません。


いじめはダメ、絶対。

参考図書

パワハラモラハラを取り扱った本は多いので、ここではむしろその社会的な分析をした「いじめ学」の著書を取り上げました。

いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体

いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体

“いじめ学”の時代

“いじめ学”の時代

*1:電話番号は03-5211-2346

*2:前半部分は読まないで結構です。後半部分だけお読みください