「原発」革命 読了
- 危険なウランを使わず、トリウムを使うことでプルトニウムなどを発生させない
- 燃料を個体から液体に変えることで、熱効率を飛躍的に向上させる(今は熱の2/3を捨てており、さらに東北から東京まで届く電気量も1/3程度らしい)
- 暴走せず、小型化し、「村役場で使える」原発を創る
という内容。
増殖も効果的に行われ、生まれた放射性物質も半減期の短いものへ「燃やして」しまう。
エネルギー問題の解決と、
を実現できる、この新たな原発を、これから20年の研究でつくろう、という呼びかけで終わる。
さらに、原発すらこれから1世紀ほどの燃料で、その後始末まで考えて書かれている。
新版が出るようなので、そちらも読んでみたい。