「キング・オブ・クズ」をあらわす、たったひとつの言葉
「安藤守」のクズさ加減について説明が足りなかったので取り急ぎ補足。
<安藤守> -=ヽ/- _ フフ・・・ - ヽ 恐れることはない ノノノ.ノヽヽヽヽ あの人は生涯 ( |-?=?-| ) あの状況から抜けられない | .ノ U . .| つまりもう二度とあの人と .人_´ ̄ ̄`_人 オレたちは顔を合わせない / ̄ ̄.| |  ̄ー ̄| | ̄ ̄ \ 聞くところによると、別室にいる連中の / |_|\_/|_.| \ この後の境遇は過酷で |\| || ||.___ |./| 通常1年もたず廃人・・・ .|\.| ||.((.二.)).|||☆☆☆||/ | すぐ俺たちの顔も忘れるさ・・・ | | ||.====.|||☆☆ || .| フフフ・・・
_、ー-、, ‐'''Z.._ >. ` ′ < zヾ'`^`'``' ' 'ィ_ ∠ , ハ. 、 ヽ オレらにも 7"`"'^'"`"'ヘ ヽ / , /{ / uヽ.|\ト、 l 取り分 /=ミ、 r,==1 .l /,ィ=ミ‐' `ァ= 、ヽ | くださいよ‥‥‥! | r〜` "=ー、 1,、|. { l「 `。lニニ{ 。´ ) }'Tn ! . |ゝu゚l l ゚-、< ||f|.|. `(ノニイ v' ヽニゝ)' ||f} | 取り分‥‥‥! |u _L__.」 __ 0 |lノ | |u_└-- ┘, -、u llソ ト、 . l(__`二´_) ハ ト、 l(__`ニ二´_ ノ( ト、 |::::ヽ、.__ 取り分‥‥‥! _,, -‐''Tヽ.u ー / ンH,>‐ヘ __ ー‐ v __ ノ ヽ|::::::::l::::: : : : : : : H::l`‐--‐' ,、-‐'' ´:::::::::::|:::::::「 ̄ ̄´u v /|:::::::::|::: 取り分を : : : : : : :H::ヽ. /:::l::::::::::::::::::::::|:::::::::ト、 u / ,|::::::::::|:: くださいよ : : : : : : : H_::/V/::::::|:::::::::::::::::::::|::::::::::l、`ー---‐' ./|:::::::::::|: ‥‥‥! : : : : : : : :`<エ.7:::::::::|::::::::::::::::::::|:::::::::_」` ー---‐ ' L_:::::::::|
この男、ひとことで言えば「卑怯者」である。
「安藤守」はリスクを冒さない。でも利益だけは確保する。そのためには人を蹴落とす。
残忍ではなく鈍感なのだ。
彼にとって他人とは、機械のようなものだ。
自分を壊すか、自分に甘い蜜を吸わせてくれる、それだけの存在。
「安藤守」は、殺されかけたところを、カイジに助けられた。
カイジは、その地獄から脱するためにあらゆる手を尽くす。
危険を冒す。
リスクを取る。
そうして、地獄から脱出しようとする。
しかし「安藤守」は、カイジの旗色が良いと思えばカイジについていくだけ。
彼は何もしない。何も考えない。自分から何かをしようとはしない。
そして旗色が悪くなれば、彼はいつでも逃げ出す。
彼にとって恩人であるはずのカイジは、運命共同体ではなく、宿り木にすぎない。
一言で言えば、彼はリスクを冒さない。
カイジが我が身を捨てて「安藤守」たちを救おうと、「地獄」へ自ら堕ちた時、彼はあっさりカイジを切り捨てた。
「安藤守」以外に、カイジを救える人間はいないのに、彼はカイジを救うための「星」をあっさり金に変えた。
切り捨てて、冷静に、「彼は地獄に堕ちるんだからもう会うこともない。復讐されることもない。安全、安全」と言ってのけた。
<安藤守> -=ヽ/- _ - ヽ ノノノ.ノヽヽヽヽ おらおらっ……! ( |-?=?-| ) 隠してる金も | .ノ U . .| 全部出すんだっ……! .人_´ ̄ ̄`_人 ケチケチしてると / ̄ ̄.| |  ̄ー ̄| | ̄ ̄ \ 買い損なうぞっ……! / |_|\_/|_.| \ てめえらの運命は |\| || ||.___ |./| オレたちの胸三寸っ……! .|\.| ||.((.二.)).|||☆☆☆||/ | 言っとくがあとからやっぱり | | ||.====.|||☆☆ || .| 700あったなんて……
その後カイジが地獄から生還すると、すがりついて「自分にも分前をよこせ」とのたまわった。
彼は、「プロの被害者であり、徹底したフリーライダーであり、なおかつ生き残るためにはなんでもする」人間だ。
「キング・オブ・クズ」は、生粋の「卑怯者」なのだ。
エントリで「キング・オブ・クズ」と言及した箇所は、このような「卑怯者」を念頭においている。
悪罵を投げつけるモヒカンソーシャルブックマーカーという「キング・オブ・クズ」
も当然そう。