友達という充実した関係を維持するためには大変な努力が必要だ
「全ての男は消耗品である」VOL.6 p.56〜
たとえば日本人は結婚してしまうと男女とも努力をしなくなる傾向がある。友達になってしまうと甘え合うという特徴もある。「あいつは友達なのだからこれくらいのことはやってくれるだろう」みたいなことだ。
友達というのは大事な存在なので、充実した関係を維持するためには実は大変な努力が必要だ。本当の友達には『馴れ合い』が許されないのだが、そういう大切なことが非競争社会では曖昧になってしまう。
非競争社会では、甘えが横行しやすい。媚びへつらうこと、卑屈な態度でひたすらに従属すること、威張ること、贈賄、収賄、接待、告げ口など、それらはみな非競争社会の甘え・庇護の体質がもたらすものだ
友達関係の維持に努力が必要だと言うことはよくわかるが、なぜそれが経済的競争社会でなければならないのかトンとわからない。