reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

モバゲータウンはSNS

だとのことです。


結構面白かったです。


後半はモバゲータウンについての分析なのですが、「モバゲータウンがすごい理由」にたどり着くまでの、ケータイ環境の歴史的変遷についてまとめられている前半部分も面白かったです。


で、モバゲータウンは、「ゲームを肴にしたSNS」なんですね。

ゲームを一緒にしながら、繋がる、ということをしている。


今人気の「ウェブカレ

http://web-kare.jp/


も、実態はSNSなんですよね。


mixi2chでは、ユーザーが交流のためのネタを探してきたことに対して、モバゲータウンウェブカレではそれをゲームが担っている。


こういう、


「何か交流できる肴+SNS


というしくみが、これから発展していく気がします。


SNSはこれからが本番かも。



もうちょっと補足。

モバゲータウンの儲けの仕組み

モバゲータウンの儲けの仕組みは、

  1. アフィリエイト+広告枠収入
  2. そのためのSNS内通貨(モバG)の導入

で、

  • ゲームのアイテムなどは全てモバGでの購入
  • モバGは、広告をクリックしたり購入するともらえる

なので、

  • ユーザーはゲームで楽しみながらモバGを貯めてアバターなどを買い、
  • そのアフィや広告収入でモバゲータウンが維持され儲かる、

ということのようです。


結局、商売の基本の一つである、

「人を集めて、そこでものを売る」

をやっているわけですね。


それが非常に上手に出来ている。


ちなみにモバゲータウンを運営しているDeNAは外向けに情報を公開していまして、こちら「http://www.c-direct.ne.jp/irsd/cd/initLocalMenu.do?gsCode=10110213&mode=1&localeLang=ja」の「月次報告」をみると、会員数やPV数の増加状況がわかります。

ケータイはSNS向き

ケータイは「固体認識番号」があることでPCなどに比べて「なりすまし」がしにくいことから、よりSNS構築に向いているようです。


ウェブカレ ケータイ版」を作ったら、モバゲー並みのSNSになったりして。


カレに着せる洋服は、街のショップで買う、とか、それをSNS内通貨でまかなうとか。


電車の中で女子高生たちが必死にケータイの画面をタップしている姿が見られるかも。

追記:

ウェブカレ」は、ケータイからもログインできるそうです。

僕がPHSしか持っていないので、どんな画面かわからないのですが、やはりタップしまくるのでしょうか?

どのくらいのアクセスがあるのか興味が湧きます。

追記の追記:
ウェブカレ」はケータイ版もありました。

ウェブカレ モバイル」

http://mb.web-kare.jp/

ケータイ層とPCユーザ層は異なるので、この層にどういう具合に食い込んでいくのか、楽しみです。