reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

「溜め」の種類とレイヤー

こちら

の続きです。


日本で生活していこうとしたとき、必要な「資産」は以下のようなものが考えられます。

  1. お金
  2. (心身の)健康
  3. 人との繋がり(家族・友人・保証人とか)
  4. 雇用


たとえば、「お金」があれば「食事」や「衣服」は買えます。「健康」であれば、それらの金額は安いです。

しかし、「住居」が欲しいのに、「定職」と「保証人」というカードを持っていないと、なかなか借りるのが難しい現状です。民間保証会社を使う、というのも手ですが、金額が高くなります。

また、「意志」や「知恵」が少ないと、たいがいのものの値段は上がりますし、買うことが出来ないかもしれません。知恵があれば、定職や保証人なしでも「住居」を手に入れられるかもしれません。実際そういう試みをされている方々がいます。


簡潔に言うと、

「食」「衣類」といった「動産」は市場の進化が進んでいる
のですが
不動産・信用・雇用といった市場は古い慣習で動いている

ということです。


図にしてみました。


これをもとに、次は「不動産」「雇用」「保証人」という、「信用」の三位一体について書きます。

お礼

文中の家族のイラストは、商用利用/加工利用可能な無料フリーイラストアイコン素材 -エムスタジオ様にお借りしました。