数珠つなぎになっている「信用」=「雇用」「住居」「保証人」
こちら
- ドラマ「相棒」Session9 第8話「ボーダーライン」の衝撃 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定)
- 「溜め」の種類とレイヤー - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定)
の続きです。
ドラマ「相棒」Session9 第8話「ボーダーライン」で、主人公の30代独身男性が「落ちて」いく過程は、大きく3つに分けることができます。
段階 | 期間 | 出来事 |
---|---|---|
第1段階 | (2010.1-5) | 「雇用」「住居」「保証人」を失う |
第2段階 | (2010.5-10) | 「信用」を犯罪者に売る。 |
第3段階 | (2010.11) | 「売れる」ものが(自分の持っている知識の上で)無くなり、絶望する |
この3つの過程で
1.主人公が失ったものは
「雇用」「住居」「保証人」「信用」「(精神的な)健康=希望」
でした。
2.主人公が失わなかったものは
「食事」「衣服」「(肉体的な)健康」「資格試験の知識」
でした。
これは30代独身男性の場合で、家出をした女性だったり、身体的・精神的な不調を持っていると、さらに失うもののリストは長くなります。
そして、実は、この「失ったもの」のリストは、一度失うと取り返すのが非常に困難なものです。
その「失うと取り返すのが困難」であるグループの一つが、
です。
次のエントリでは、この「三位一体」となっている三つについて書きます。