reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

「災害」「ユートピア」~自由な個人が創る社会で、自発的に調和を奏でることは可能か?


長くて読みきれんかった……というか、繰り返しが多いので、また必要になったら読む。


  1. 「災害」という、一旦「チャラ」になった関係だと、自由な個々人は「貢献」を基本に行動することが多い
  2. 「エリートパニック」は、既存の社会関係に深くコミットし、コミットし続けている人ほど起きやすい。というより、パニックは「既存の社会関係が壊れてしまった」という絶望からおき、実質的に何かするのではなく「心のケア」を人は欲しがる

これは、

自由な個人が創る社会で、自発的に調和を奏でることは可能か?

という問いかけだと思った。


その点で、社会心理学はかなり良い線を行っている気がする。

具体的には、「個々人がもつ、インセンティブのばらつきが、ドミノ倒しのように良い方向に転がる閾値を見つけ、そこに焦点を当てる」ことかなと思った。



「災害」は、「安心」から「信頼」へ社会の基礎が変わるとどうなるかのひとつのケースのような気がする。