reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

資本論の最初の部分

キモ。

1.貨幣の秘密(労働投下説)
「貨幣は自律的に動いているように見える。あなたは、お金を払えば何かと交換できる気がする。モノやサービスを提供してくれる気がする。提供してくれる『法人』という人格が存在しているようにみえる。しかし、全ては人間が行っていることだ。魔法はない。というより、『人間が行っている』ということがあまりにもおぞましいから、その記憶を脳が無意識に押し込め意識化させないことで、副次的に『まるで貨幣が自律的に動いている』かのように見える。
愛している人を守るために自己を犠牲にした結果、愛する人が知らない人間と情事にふけることも許容することになる。あなたは青春を犠牲にして愛する人を守った『つもり』になって勝手に役立たずになって、ラブホテルに住み込みで清掃員として働く程度しかつぶしが効かなくなり、ある日そこにあなたが愛した人が知らない人間と来て、情事のあとの白々した部屋をあなたが掃除した事実を、あなたの愛した人たちはサービスとしてはした金で買い取るが、そのことすら相手は知らないし、知らないことが『魔法』なのだ」

 

2.資本の秘密(剰余価値説)
「等価交換では『利潤』は生まれない。『安く買って高く売る』ことを市場の全員が行えば、すべては結局等価交換となり利潤は生まれない。どこから利潤が生まれるか。
生産性がカギとなる。結論は、『生産性が低い時にした契約で、生産性が上がって単価当たりの金額が低くなったときに支払う』というもの。生産性が上がることが前提。」

 

3.利潤はどこから生まれるのか?
利潤は、生産過程ではなく交換過程で生まれる。
というより、生産過程で生まれた「剰余価値」が実現するのは、「安く買って高く売る」という行為によってしか生じない。

 

4.20世紀の資本主義
主に「未来の人間から過去の人間が搾取する」ことで利潤は生み出されている。