reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

コピー用紙の裏紙は使うな!、は本質的ではない気がする。

そんなタイトルの本が出ていて思い出したことがあります。
うちの職場でもコピー用紙の裏紙を使っています。

自分は気付いたときに、印刷機を使って再利用するコピー用紙の裏側に大きく「×」を印刷していました。これで、再利用時、裏表がわからなくなるなどと言う事態は避けられるからです。

結局、
1)裏紙の置き場所は裏表を揃えて置くルールを作る
2)裏紙として使うときは、古い方の面に大きく「×」を印刷する
というルールさえしっかり守れば、裏紙の活用は十分コスト削減になります。
最低限2)をやればいい。

ところで、私が気付いたときにやっていたのは、本来やるべき総務の担当者がやらないからです。私は総務担当ではないのです。

総務の担当者のお局に言うと、「じゃ、あなたがやって。私忙しいから」と不思議なことを言います。
総務の上司にそれとなく言ったのですが、生返事。お局に関わりたくないんですね。

ところが、ある時会議で配られた資料を見て、参加していた重役が激昂しました。裏に「×」を印刷していなかったので、どちらが表かわからなかったんですね。「この資料、古くないか?」と彼がいい、資料を提出した別の重役が「それ裏なんですよ」と答えたら、「重要な文書をこんな扱いにしてどうする!」と。会議室は騒然となりました。ざわ、ざわ。

その後、提出した重役が何をしたのかというと、「オレの顔を潰しやがって!」と、印刷を命じていた若い女性社員を怒鳴りつけて憂さ晴らしをしていました。半泣きで謝罪の言葉を繰り返す女性社員を見て、周りは知らん顔、お局はすました顔をしていました。

その後、裏紙は使われなくなったのかというと、以前のように、裏に「×」を印刷されることもなく、使われ続けています。
「コスト削減!」と総務の担当上司がそれを止めないこと、お局がめんどくさがって「×」を印刷しないこと、そして誰も薮をつつきたくないので注意しないんですね。

こいつら会社に何しに来ているんだろう。