reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

本が売れなくなる時代へ

そうか。ギークカフェは相当先端を走っていたし、これからあるべき形態なんだな。知的財を大量頒布しても利益が出なくなったとき、あらためて体験がビジネスになる。豊かな時間とか。

「大喜利」ではない議論を、ネットのアーキテクチャで行うことは可能か?

「大喜利システム」、もしくは「お茶の間システム」 それはなにか? 「お題」が提示され、それに対して返答があり、その返答に対してまた言葉が紡がれ、場に多くの人が集まることでその人達から少しずつお金がこぼれるシステム 類型 落語 大喜利 映画 舞台 …

「講演会型」の勉強会の流れ(モデル)

「講演会型」の勉強会 (多分足りない) 講演テーマの確定 講演者との、テーマ、内容、日程の調整。大まかな参加人数の合意。 会場の確保 参加者を募る(直接意欲のある人に呼びかけても良い) その他事前準備 当日の準備 終わった後の集まりなど(あれば) …

継続して勉強会を開催するために必要なこと

「期待度」のコントロール、「充足度」の維持 協力者の力を上手に割り振る、柔軟な方策 「目的」を常に確認する。手段と目的の入れ替わりは自覚的に行う。 勉強会に限らず、コミュニティ運営全般に言えること。 人が動くのは、いろんな意味の「リターン」を…

勉強会の目的と、対応する形式について

超ざっくりと 講師負担 強 セミナー ↑ 講演会 ↓ ライトニングトーク 全員負担 強 持ち寄り勉強会 ↑↓ もくもく会 ↑↓ 読書会 ↑↓ オンライン読書会 幹事負担 強 カンファレンス

自由からの逃走

自由からの逃走 新版 作者:エーリッヒ・フロム 東京創元社 Amazon 二重の自由(奴隷からの・生産手段からの) →結果 奴隷からの自由−抑圧者の不在=反抗する相手の不在、生きる意味の不在 生産手段からの自由−飢える自由 生存が不確定に 自分を支配してくれ…

フリーのサービスの「責任」

「責任」とは、ものごとがおきたあとで、遡及的に、社会的ネットワークの中で「責任を取るべき位置」が決められ、たまたまそこにいた人が「取る」もので、予め決めることはほとんどできない。というより、社会における個人とは全てそのようなもの。 で、フリ…

フリーのサービスの「責任」

「責任」とは、ものごとがおきたあとで、遡及的に、社会的ネットワークの中で「責任を取るべき位置」が決められ、たまたまそこにいた人が「取る」もので、予め決めることはほとんどできない。というより、社会における個人とは全てそのようなもの。「場」が…

はてなブックマークは旧UI(一覧)も併存していて、埋め込むことも可能です

ブックマークを一覧で見る旧UI(一覧)で表示したければ、こんな感じ。 はてなブックマーク - 当たり前すぎて会社では教えてくれないフレッシュマンの作法 - reponの日記 追記id:kanimasterさんが、ブックマークレットを作られ、公開されています。 FETISH S…

電子メディアは「貨幣」にならない商品

電子書籍などの最大の問題点は、完全に「蓄蔵貨幣」として機能する、という点かもしれない。もしくは、完全な「消費物」として機能する、というか。 電子書籍は転売できない。コピーはできるが転売できない。ざっくり言えば、古本屋が存在できない。 1万部売…

タイムリープものの先にあるもの

ほとんどのタイムリープものでは、時間を遡れるのは登場人物のうちのひとり。たいがい、その人物は記憶が蓄積され続け、成長を続ける。その人物の孤独は、「タイムリープしないひとたち」、とのあいだの亀裂。 ところが、タイムリープものでも、複数の登場人…

お酒を呑もう

被災地岩手から。 岩手の地酒、「南部美人」の蔵元様

BIと仕事

BIを出すことと、仕事を与えないことはまた別。 人を育てるくらいなら、BI渡して勝手に生きてもらったほうがラク、というのはひとつの考え。 それだと、でもまずい。

「責任を取れ」とは

昔の上司が、「客がな、『責任を取れ』というのはな、『いくら出せるんだ?』という意味なんや。要は金や」と言っていて、ゲスだなーと思ったが彼の組織運営能力は高かった。 意味不明な「責任」というより、彼のように明確化したほうがまぁわかりやすい。続…

「議論をつくす」という言葉の意味

議論を尽くす、か。言葉ってコードだから、コードの錬成の上位者には絶対にかなわないんだよな。「議論しないよりはましかどうか」という点で結論を出してから、負け戦に覚悟して出て行き、落とし所にうまく落としこむしかないんだな。プログラマ最強だな。 …

責任ってのは自分の関係ないところで生じて攻撃の理由になる

「あなたはたくさんのフォロワーを抱えているのに、不確定な情報を流すのは許せない。責任を取れ」という言葉は本質的で、責任ってのは自分の関係ないところで生じて攻撃の理由になるのだよ。なので、必要なのは反撃と防御で、言葉の定義なんてどーでもいい…

貧しいことは悲惨なことだ

こどものころ、お使いで1000円を受け取ってなくしたとき、死んで詫びる以外の方法が見つからなかった。死に損ねたが。貧しい地域は、カネに比べれば人の命は羽より軽い。天童荒太の小説とか、日常のことを書いていて、なんでセンセーショナルだったのかよく…

集中力とは

「意識受動仮説」もしくは、脳の小人さん仮説から考えると、集中力は、小人さんの言葉のうち、ごく一部を残して意識に上らせないで、でも無意識で処理がスムーズに行われる状態のことのようだ。

頭のすっきりしている時間

昨日の夜はひどく気分が落ち込んで眠った。 1時くらい。特に理由もなく気分が荒れた。困る。今朝は7時起床。 割合頭がはっきりしている。金の時間。 作業の時間を減らす必要がある。それはいますべきことか? そのようにすべきことか? 見通しは悪くないか?…

セカンドバージンを奪って

ラーメン二郎さんに行ってみた。10年ぶり二度目。

ITとかロボットとか

「ロボット兵の戦争」を読む。 すごい。 ITとロボットの開発の歴史を並列して書いている部分が非常に興味深い。 インターネット回線を使い、PCの余剰を使わせてもらいサーバにして、AMラジオの鉱石ラジオくらいの簡単・電源いらずで受信できる装置、 逆に、…

資本論の最初の部分

キモ。 1.貨幣の秘密(労働投下説)「貨幣は自律的に動いているように見える。あなたは、お金を払えば何かと交換できる気がする。モノやサービスを提供してくれる気がする。提供してくれる『法人』という人格が存在しているようにみえる。しかし、全ては人…

脳関係

脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説 作者: 前野隆司 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2004/11 メディア: 単行本 購入: 34人 クリック: 2,632回 この商品を含むブログ (59件) を見る 読了。 論理的で明快な文章が素晴らしかった。 …

GTDは、そのサイクルが失敗した経験の共有こそ有用だと思う

「取り組んだ」「取り組んでいる」記事はたくさんあるけれど、「こう言うことで失敗した」という記事は少ない。 失敗を表に出したくないという心理もあるだろうけれど、むしろ、 何をもって失敗なのか どの部分が成功で、どの部分が失敗なのか の判断が付き…

GPDCAサイクルで重要なのは「レビュー」

GOALを想定して…… PLANを立て、 実行(DO)し、 レビュー(Check)して、 改善(ACT)する。 いつも、PDまでいくのだが、Cを適切に行えず、Aがおざなりになってしまい、「サイクル」が回らないままPDPDPDPDと進む。 レビューは一番難しい。 それが頭脳労働と…

びんちょうタンを読んだ

泣いた。子どもに読ませたい。読ませていいのか?郷愁は、創造的なものだが、ディケンズ的なものとして切り捨てるべきなのか、チャップリン的なもののみを「よし」とするのか……善意に満ちた「幻想」を、幻想として通過するためには、一旦幻想の世界にリアリ…

GTDから学んだこと

プロジェクトには具体的な達成条件が必要で、達成条件が曖昧だと進まないが、人生には具体的な最終達成条件など付けても意味が無い。大概逆をやっている。

GTDのキモ

「気になること」を思い起こす「こびと」と、実作業を行う「こびと」は別々。 実作業は複雑であれば複雑なほど、同時に動ける「こびと」の数は少ない。普通はひとり。つまりマルチタスクは出来ない。 ところが、「気になること」を思い起こす「こびと」はた…

「孤独」とはずっと会っている関係というわけでもない

学生時代、「たまり場」があった。それは空き教室だったりサークル室だったりするのだけれど、友人がシェアしている家が一番のたまり場だった。リビング+3部屋で3人が住んでいて、有象無象が集まってくる。僕のずっと前の先輩から引き継がれてきたもので…

頭のこびと仮説

頭の中には無数のこびとがいて、そのこびとはそれぞれが異なった役割を持っている。痛いとか、◯◯しようとか。その自己主張が他のこびとを圧倒すると、「意識」として認識される。 こびとは、声高に自己主張するが、やがて疲れる。 こびとの疲労を減らすため…